タントラとは?スピリチュアルサロン東京

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◆ タントラってそもそも何?

タントラって、一言で説明するのが難しいんですよね。
ただ、長く学んだり体験してきた人たちは、だいたい同じことを言います。

「人間の内側にある生命力と、宇宙的なエネルギーをひとつにつなげる道」

宗教にもスピリチュアルにも触れているけれど、どこかひとつに収まらない。そんな独特の世界観があります。

そもそもタントラは、古代インドのヒンドゥー教や仏教の中で育まれた叡智で、語源は “tan=広げる・ほどく” と “tra=道具・方法”。つまり 「意識を広げるための方法」 を意味します。昔の修行は、瞑想のように“静けさ”の中で心を整えるのが主流でした。でもタントラは、もっと現実的で、もっと生きている私たちの感覚に寄り添った教えです。呼吸、感情、恋愛、人間関係、身体の感覚、そして性エネルギー——そうした“日常のすべて”を入り口にして、意識を深めていきます。

この考え方が女性に響きやすいのは、理由があります。
タントラの世界観では、宇宙には「シヴァ(静)」と「シャクティ(動)」という二つの力があり、女性はシャクティの象徴とされます。受け取る力、感じる力、直感、エネルギーを流す力。
それらは本来、女性が自然と備えているものです。
でも現代の生活では、その感性が押し込められ、感覚が鈍くなり、自分の本音さえわからなくなることもあります。
タントラは、こうした“女性性の本質”を再び呼び覚ます道でもあるのです。

そしてタントラを語るとき、避けて通れないのが性エネルギーです。性エネルギーというと、どうしてもエロティックなものを想像しがちですが、タントラで言う性エネルギーはもっと広い意味を持っています。それは「生命そのものを動かすエネルギー」。女性が満たされたときに自然と湧き上がる創造性、やる気、魅力、温かさ。心が整ったときの透明感。直感が冴える感覚。こうした“生きる力のすべて”が性エネルギーに含まれます。

このエネルギーが滞ると、心が沈んだり、身体が冷えたり、感性が鈍くなったりします。逆に流れが整うと、肌のツヤや表情の柔らかさ、女性としての自信、本来の魅力が自然と立ち上がります。
性エネルギーは、女性性の核であり、霊性の入り口でもあるのです。

こうした背景から、タントラの哲学を土台にした施術が当サロンのタントリックヒーリング です。
これは、性的な何かを目的としたものとは全く別で、呼吸、タッチ、エネルギーワーク、身体感覚への意識を使いながら、女性の中にあるシャクティのエネルギーを優しく目覚めさせ、滞りをほどいていくヒーリングです。

実際のセッションでは、
・張りつめていた心がふっとゆるむ
・思考のノイズが消えて、やっと自分の中心に戻れる
・深い呼吸ができるようになり、内側に温度が灯る
・女性としての感覚が戻り、自分を大切にしたくなる
こうした“静かな変化”が起こっていきます。

常に大きな変化が起きるわけではありませんが、レイキや気功のサロンは癒しが目的ですが、タントラは女性に特化していて実感がわきやすいので、受けたくなる女性が多いのもうなずけます。

タントラの教えは、難しく感じる必要はありません。
「もっと楽に、もっと自分らしく、もっと深く感じられる生き方」
そのための道具のひとつです。

そしてタントリックヒーリングは、その道を“身体から開いていく”アプローチ。
頭や理屈ではなく、感覚から霊性に触れられるため、女性にとってとても自然で、やさしく浸透していく方法なのです。

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