アセンションや終末論を信じないで。変化はヒーリングから!

終末論・アセンションは気にしないほうがいいという話
未来をいわゆるふわふわ系スピリチュアルに任せることは危ない選択かもしれないという話をします。
スピリチュアルな世界にいると、必ずと言っていいほど耳に入ってくる言葉があります。
世界の終わりが近いとか、アセンションがおきてるという情報です。
地球の次元が上がるとか、人間も新しい段階に移行するとか、
「特別な時期に意識が変わる」といった雰囲気の話。
「高波動の人だけが次のステージへ行ける」
「覚醒した人だけが残る」
「〇年に世界が変わるらしいよ」
そんな言葉を、私も昔は半分信じていました。
なんとなくワクワクするし、救いがある気もしたから。
いつか突然、全部が変わる瞬間が来るような、そんな気がしていたんです。
けれど、いろんな人と出会って、
ヒーリングや身体の世界を深く学んでいくなかで、
今ははっきり思います。
アセンションは、盲目的に信じないほうがいい。
アセンションは依存を生む罠になりやすい
「波動が低いと取り残される」
「今動かないと間に合わない」
そんなふうに、アセンションという言葉の影に
“焦らせるエネルギー” や “選ばれたい欲” が混ざってしまうことがある。
すると、本来自由になるためのスピリチュアルが、
いつの間にか 競争みたいな世界 になってしまうんです。
でも、本来のスピリチュアルって、
誰かと比べるものでも、特別な人だけのものでもない。
ただ、静かに内側へ還っていく時間だったはず。
それが、
「いつかすごいことが起きるはず」
「その日を待てばすべてが変わる」
そんな“未来待ち”になった瞬間、今の自分がいなくなってしまう。
量子力学では「今この瞬間」しかない、というお話
私たちは、過去→現在→未来という一本道の中で生きているように思っていますよね。
でも、量子の世界では、その考え方は少し違います。
難しい公式や専門的な言葉は置いておくとして、
量子の小さな世界では、
「観測された瞬間」に初めて現実が形になると言われています。
つまり、本当は——
過去も、未来も、まだ存在していない。
あるのは、
ただひとつ、
“いま”という瞬間だけ。
過去は私たちの脳がつくり出している記憶で、
未来は想像の中の物語。
どちらも、この瞬間の意識が選んだ色で塗り替えられていきます。
だから、私たちの思考と感情がどんな状態で“今”を生きているかが、
次の現実をそっと決めていくのかもしれません。
変容は頭じゃなく、身体で起きる
変化は、身体から始まる —— タントリックヒーリングという道
ここから少しだけ実感の話をします。
多くの人が「意識の変容」や「覚醒」を頭で理解しようとしすぎています。
でも、実際に変化が起きるのは 思考の世界ではなく、身体の世界 です。
タントリックヒーリングでは、
呼吸とエネルギーの流れに意識を向けながら、
身体に眠っている感情や生命力(クンダリーニ)を解き放ちます。
骨盤・ハート・丹田など、普段触れることのない深い領域に触れると、
頭で考えたり分析したりするより先に、
世界の見え方が自然と変わっていく瞬間が訪れます。
「頭のもやもやがなくなって、気持ちいい。すごく安心感を感じた。」
そんな言葉をいただくことが多いのですが、
それは決して奇跡でも神秘現象でもありません。
自分の内側の扉を開いた結果 です。
誰かに選ばれる必要も、特別なイベントを待つ必要もない。
内側のエネルギーが動いたとき、
人は自然に「次のステージ」に入っていきます。
「今」へ戻るための実践としてのヒーリング
頭ばかり働いて身体が置いてけぼりになると、
私たちはすぐに過去や未来の思考に飲み込まれます。
心配、後悔、比較、評価、焦り、罪悪感。
これらはすべて、今以外の場所に意識が飛んでいる状態です。
タントリックヒーリングが本質的に扱っているのは、
その「今へ戻る力」。
呼吸、感覚、体の奥から湧いてくるエネルギーに気づいていくと、
思考が静かになり、
世界の色や温度をリアルに感じられるようになります。
その瞬間、
過去からも未来からも自由になる。
そして、
“本当の今”を生き始めた人から、人生は必ず動き始める。
大きな変化や奇跡は、
明日ではなく、
過去でもなく、
いつだって「今ここ」から始まります。
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