タントラヒーリングは、シャドウと向き合うレッスン!

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タントラでシャドウと向き合う

―自分の「闇」を、嫌わないであげよう―

タントラって聞くと、「官能的」とか「神秘的」なイメージを持つ人も多いかもしれません。
でも本質はもう少し深くて、タントラとは「すべてを聖なるものとして受け入れる生き方」。
つまり、光も闇も、ポジティブもネガティブも、どちらも“自分”として愛していく道なんです。


見たくない「自分の影」との再会

誰にでも、心の奥に“見たくない自分”がいます。
人をうらやむ自分、誰かを傷つけてしまう自分、
すぐ不安になる自分、完璧でいようと頑張りすぎる自分。

そういう部分を私たちは、「シャドウ(影)」と呼びます。
でも実はそのシャドウって、ただの悪者じゃなくて、
**ずっと理解してもらえなかった“もうひとりの自分”**なんです。

たとえば嫉妬の裏には、「私も愛されたい」という切実な想いがあって、
怒りの裏には、「本当はわかってほしい」という願いがある。
タントラの瞑想やヒーリングでは、その感情を無理に消そうとせず、
「ただ感じる」「ただ見つめる」ことを大事にします。


感情を“治す”のではなく、“抱きしめる”

痛みを消そうとするよりも、
「そこにある」ことを認めてあげた瞬間、エネルギーは動き始めます。
体が緩み、呼吸が深くなり、心が少しだけやわらかくなる。

タントラでは、
悲しみも怒りも、エネルギーの形を変えただけの“生命力”だと考えます。
それを抑えつけていると、どんどん流れが止まってしまう。
でもちゃんと向き合えば、そのエネルギーはやがて「創造性」や「直感」に変わっていくんです。


光だけを求めない生き方

スピリチュアルの世界では「波動を上げる」「ポジティブでいる」が合言葉のようになっているけれど、タントラの視点から見ると、“光だけを見ようとすること”もまた、シャドウを生みます。

本当の意味で軽くなるのは、闇を排除したときじゃなくて、闇を含めて自分をまるごと愛せたとき
「私は怒ることもあるし、弱いこともある。でもそれでいい」
そう思えた瞬間、心の奥が少し自由になる。

タントラのヒーリングは、その“まるごとOK”の感覚を、
体の深いところから思い出させてくれるプロセスでもあります。


自分を赦すということ

誰かに優しくするよりも難しいのは、
自分に優しくすることかもしれません。

でも、どんなシャドウも、見つめてあげると静かに変わります。
それは「手放す」ではなく、「統合」していくこと。
闇を光に変えるのではなく、
闇の中に光があったことに気づく、そんな感じです。

まとめ

当サロン独自のタントリックヒーリングとは、“自分の陰と陽のバランスをとるレッスン”でもあります。
自分の闇を乗り越えるとすべてに寛容になれるし、願望実現もスムーズになります。
私たちは社会の中で「いい人」「しっかり者」などのペルソナ(仮面)をまとって生きています。
けれど、その裏には人に見せたくない「怒り」「嫉妬」「弱さ」などのシャドウ(影)が隠れています。
シャドウは悪いものではなく、心の奥に眠る本音やエネルギーの源です。
怖くて見たくない部分ほど、本当の自分に近いサイン。そこに気づき、否定せずに「そんな私もいる」と受け入れると、内側から力が戻ってきます。
タントラの世界では、光と闇を分けずに抱くことが悟りへの道とされています。
完璧な自分を目指すより、矛盾した自分をまるごと愛すること。
そのとき、ペルソナの下で眠っていた生命の輝きが自然に溢れ出し、ありのままのあなたが息をしはじめます。

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