催眠(自律訓練法)と引き寄せの不思議な関係

引き寄せがうまくいかないという方に自律訓練法がオススメです。
自己催眠の中で一番とっつきやすく効果が高いと感じています。
ヒーリングや催眠療法(ヒプノセラピー)の導入に使うととても効果的です!
🌿 自律訓練法とは
ドイツの精神科医シュルツが開発した、自己催眠のようなリラクゼーション法です。
「心と体はつながっている」という前提に立ち、
体の感覚(重い・温かいなど)に意識を向けることで、
心身を深くリラックスさせ、潜在意識にアクセスしやすい状態を作ります。
基本の公式:
- 手足が重い(筋肉の弛緩)
- 手足が温かい(血流の促進)
- 心臓が静かに規則正しく打っている
- 呼吸が楽である
- お腹が温かい
- ひたいが涼しい
これを繰り返すことで、心身が深く落ち着きます。
🌌 引き寄せとの関係
引き寄せの法則では、「波動」「潜在意識」「感情の一致」が大切とされますよね。
実は自律訓練法は、その波動を整えるための科学的アプローチなのです。
共通点と相乗効果
要素自律訓練法引き寄せの法則意識の集中身体感覚に意識を向ける望む現実に意識を向ける潜在意識深いリラックスでアクセス潜在意識を書き換える感情の状態安心・平穏を生む高波動(安心・感謝)を保つ現実化の力自律神経が整う → 行動が変わるエネルギーが整う → 引き寄せが起きる
つまり、自律訓練法で心身をゆるめることは、
引き寄せのための「波動調整」や「受け取り準備」として非常に効果的なんです。
🌿 自律訓練法の基本のやり方
🔸 準備
- 静かな場所で行う(ベッドや椅子の上など)
- 体を楽にして目を閉じる
- 呼吸は自然に、ゆったりと
🔹 6つの公式(基本練習)
それぞれを心の中でゆっくり暗唱しながら、感覚を味わいます。
① 重感練習(筋肉のリラックス)
「右手が重たい」
「右腕が重たい」
(左手→両腕→脚へと広げる)
👉 力が抜けて、体が沈むような感覚を感じる。
② 温感練習(血流を整える)
「右手が温かい」
「右腕が温かい」
👉 手足に温かさを感じる。血流が良くなる。
③ 心臓調整
「心臓が静かに規則正しく打っている」
👉 胸の鼓動を穏やかに感じる。
④ 呼吸調整
「呼吸がとても楽にできる」
👉 深呼吸ではなく、自然な呼吸に意識を向ける。
⑤ 腹部温感
「みぞおちが温かい」
👉 お腹の奥がポカポカしてくるのを感じる。
⑥ 頭部清涼感
「額が心地よく涼しい」
👉 頭がすっきりして、心が落ち着く感覚。
練習の流れ(目安)
- 姿勢をととのえる
仰向け・安楽椅子・あぐらなど、力を抜ける姿勢で。 - 各公式を順番に行う
重感 → 温感 → 心臓 → 呼吸 → 腹部 → 頭部
(最初は①と②だけでもOK) - 終了操作(覚醒法)
- 手を軽く握って力を入れる
- 深呼吸をして、目を開ける
- 「スッキリした」と感じて終える
※ここを省くと、ぼーっとしたり眠気が残るので注意。
コツとポイント
- 毎日5〜10分、寝る前や休憩時に継続すると効果的。
- 無理に感じようとせず、「そう感じるつもり」でOK。
- 習慣になると、数十秒で深いリラックスに入れるようになります。
応用
慣れてきたら「イメージ練習」や「暗示」を組み合わせて、
たとえば引き寄せや潜在意識ワークにも使えます。
まとめ
自律訓練法は、科学的に潜在意識へアクセスする方法。
引き寄せの法則は、潜在意識に願いを届ける方法。
この2つは、
“理性とスピリットの橋渡し” のような関係です。
心が整えば、行動も変わり、
宇宙の流れとも自然にシンクロしていく。
焦らず、力まず、
まずは「安心」を育てるところから始めてみましょう。
あなたの中の静かな波動が、
やがて大きな現実を引き寄せていきます。
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